ほうれい線を気にしている人の割合は?

ほうれい線を気にする人は?

日頃からしっかりとしたケアを怠らないなど、どんなに美容面に気を付けていても加齢とともにシワは増えていきます。そんなシワの中でほうれい線はどの程度気にされているのでしょうか?

シワの有無や数、深さは見た目年齢を上げてしまう大きな要因で、少しでも若く見られたい我々としては死活問題ですよね。

ほうれい線は厳密にシワではなく頬のたるみによるものだ」という声もあるでしょうが、ここでは様々あるシワのひとつとして、女性がどれだけほうれい線を気にしているのかを見ていきたいと思います。

女性の半数以上が気にするほうれい線

実際に女性がどれだけほうれい線を気にしているのか、日経ウーマンオンラインのデータをお借りして見ていきたいと思います。

ほうれい線を気にする人の割合

このデータは30~59歳の女性500人にアンケートを取ったもので、シワが気になる部分として約60%の女性がほうれい線を挙げ、ぶっちぎりの1位となっています。

この理由として考えられるのは、比較的若い人でも目の下のシワやクマがある場合があるのに対し、ほうれい線が目立つ若い女性というのはあまり見かけず、「ほうれい線=老けている」という図式が成り立っているからでしょう。

例えば目じりのシワは一般的に笑った時など表情が変化した時に出るものですから、真顔で目立つことは稀である一方、ほうれい線は人によっては20代後半から目立ち始め、それは真顔でも消えることはないからと推測されます。

目の下のシワやクマは疲れや元々の顔の作りが影響するため、早ければ10代でも出ている人がいるのに対し、ほうれい線の大きな要因は頬のたるみですから、肌にハリや弾力のある10~20代前半で出ることはほとんどありません。

それだけにほうれい線は老化の象徴でもあり、最も嫌われる原因になっているのでしょう。

もうひとつ、ロート製薬によるアンケートも見てみましょう。

ほうれい線を気にする人のデータ

こちらは女性309人にアンケートを取っていて、年齢別に分けられるなどより具体的なデータになっています。

この中では30代になると約31%の人が「顔のたるみをよく感じる」と答えており、「たまに感じる」と合わせるとその数は85.5%にも及び、40代に至ればその割合は91.3%と、ほぼ全員がたるみを感じていることになります。

…まあ、どうしたってたるみますよね…

右の「ケアをしたい部分」のアンケートでは20~40代すべてで75~80%とほうれい線が圧倒的な割合を占め、ほうれい線がいかに嫌われているかが見て取れます。

ほうれい線がもたらす恐るべき見た目年齢上昇効果

では、実際にほうれい線が見た目年齢にどのくらい影響を与えるのか?

一般的には有無によって5~10歳くらい見た目年齢が変化するといわれていますが、ロート製薬による調査では恐ろしいデータが示されています。

ほうれい線で6歳老ける

上記はほうれい線が約1cm伸びると見た目年齢にどう影響するのかを調べたもので、それぞれほうれい線の長さを変えた上図の写真を男性156人、女性309人に見てもらった際に感じた見た目年齢を調査したもの。

この調査ではほうれい線が1.18cm伸びると見た目の年齢は5.87歳上昇するという衝撃の結果が出ています。

ただ、上図はよりほうれい線を目立ちやすくするために元の画像より暗めに調整していますが、左の写真はほうれい線が短いどころか、ほとんど目立たないことが見て取れます。

そのことから若干の印象操作が行われている感は否めず、1cm伸びたら6歳老けて見えるというのは行き過ぎな気もします。ただ、画像を見ても分かるように、ほうれい線があると相当老けて見えるというのは間違いありません。

ほうれい線対策が若く見られるコツ

これまでのアンケートを見る限り、女性が最も気にしているシワはほうれい線が圧倒的な割合を占め、これは2つの調査で共に同じ傾向であることからも極めて信憑性が高いと見ていいでしょう。

それは「ほうれい線が最も老けて見られるシワ」という事の裏返し。

口回りは、ほうれい線以外にも口の脇より下に伸びるマリオネットラインの存在もあるなど、存在すると一気に老け込んで見えるシワが集中しています。

この2つは共に頬のたるみが大きな原因となっているため、ほうれい線を予防・改善することはマリオネットライン対策にもなります。

非常に多くの女性が気にしているという事は「自分だけじゃない」という安心感を得られるかもしれませんが、ここは「ほうれい線を解消して他の人より綺麗になってやる」くらいの気概で対策してほしいと感じています。

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